2009

「Japanese Alien Human being」

桑田つとむ
THIS IS MY HOUSE

桑田つとむ

DQC-233
release 2009.5.13 wed

Released by ene records tokyo
Distributed by BOUNDEE,inc.

All Tracks Produced & Written by Kuwata Tsutomu
Mix Engineered by ZAK @St-ROBO
Mastering by MasayoTakise M's disk mastering
Executive Producer /A&R:Shinsuke Chiba


定価 2,625円

  1. This Is My House♪
  2. Hear Me Now♪
  3. Fuckin’ Hippies♪
  4. Sears Tower High ♪
  5. Break 4 Happiness♪
  6. When Everything Is Magic
  7. Still Street
  8. Room Wrecker
  9. Beautiful Saturday

All Tracks Produced & Written by Kuwata Tsutomu
Mix Engineered by ZAK @St-ROBO
Mastering by MasayoTakise M's disk mastering
Executive Producer /A&R:Shinsuke Chiba


Time lagの中に浮遊する男つとむくん。1992年からやつの時計の秒針は、移動せずビクついている。でもなんか考えていたの。やっぱ音楽を調子よく作っていたのです。
HIPHOPの聖水にヒタヒタ浸かったまま帰還した場は’87年頃のシカゴ。「今生まれているのは俺らが生み出した音楽」ーギラつくワルさ、ストリートで燻る銀。ガチなプライド発光期。これ、シカゴハウス。ノリで、ピカピカの飛天光のなかに頓挫しちゃった。酔いに酔って醒めて発見されたのが、このアルバム。
クーッ、カッコイイイイイ。フォーミュラ強し。
でも、さらに嬉々としたものが息んで沸き上がる、これがヤツが超えて、越えたノリの境地?。

桑田つとむの原点は、生み出されたばかりの進化の過渡期、人と音楽の蜜月にいること。本能と煩悩だけの、天上知らずの快感。常にこれが本物真正やり放題。 DJとしての最上の遊びを徹している高潔感がむき出しの高揚感をあおる。 狩猟をし始めた原人のごとく、プリミティブなつくり。定番の四つ打ち。だがこのアルバムを聴く限り、このフォーミュラは強かったと、後に残る力を新鮮さを持って提示する。強靭な強さや挑発する魅力、「やっぱ、かっこいいじゃん」と思わせながら、いつのまにか聴いたことのない今の音として惹き込むハウスDJ桑田つとむ、ただものじゃない。
活きのいいネタを選び取ってしまう幸運さ、この音がカッコ悪い訳がないという絶対感は、即時的に聴かせる音の威力、表現の幅の広さを約束する。シンプルながら、魅せたい音を丁寧に最上のポイントに際立たせ嵌め込み構成していくしていくつとむ君の音は重く顕示、一音一音の連なり結びつきは親密で能動、ザラつきながらも美しい。バラしたトラックをミックスしたZAKの肥えた耳は、あらゆる音の叡智に長けているし、今でもアナログ、MIDIのない時代の気持ちで音を作る稀少なエンジニア。一つ一つの音の出し方にはアートを感じる。(身体器官を道具に感性と感覚の技を正確に積んだZAKの職人芸、技術に芸術性、、、目のウロコ隔離に速攻効きます)ZAKの参加によって密度が増し,ネタの作用をが明確化し空間を生成すると、つとむ君の希望、現代音楽(旬の音楽)になった観が大きく出た。ビートが豊かな表情を湛て旋律奏でだし、旋律が打ちつけるうねりを刻む、同調、共鳴、押出し引込み、潜在する音の膨らみを豊穣に実らし、音楽で空間を充満する、驚きのアルバムになったわけです。

かっこいい奴は最高。面白いと思うことは出来るからやっちゃう。つとむ君の興味シカゴハウスは、欲しいもの全部持っている。DJの技、ネタも人間も遊びも武器に楽器に。音楽作ってたら空間作ちゃった。ヤベー俺って神様みたい。思いもつかねえやり方でこんなあり得ない美しさ、聴いたことのない音が出来ちゃう、俺ってすごい。聴きたいものを作って、聴きたいもの聴いて、好きなもの全部箱に詰めて音楽を作り出せば、奇跡が起こったりしちゃう。DJは奇跡に最も近い仕事かよ。マイノリティなもの一切持たない、最大の衝撃、覚醒、進化の頂点、いいとこどりだけの際物の桑田つとむ。彼は,人間はまだまだ音楽は進化させる力があると知っているし、「音楽」がまだまだ多分にある人間の発揮できない能力「隠れた何かかっこいいもの」を開示して、奇跡と思われるような進化変化をもたらすこと旬に感じている。

まじシカゴハウス以外に何も興味ないつとむくんは、「Pro Tools まじ興味ねー。パソコンはシカゴと関係ねーよ。Got’s to keep it street, man!」とか言いってたそうです。ヤツにとって「Back to Life」がまだ最新型のニューサウンドだとしても、25年前のシカゴが生んだフォーミュラのまんまだとしても、5月13日発売のこのデビューアルバム『THIS IS MY HOUSE』。掛け値なしに、カッコイイイイイ。 〜This Is My House、My House、マイ ハウス、マイハウス、、、 キャー、サイコー、ワルでイカツイ!なんでこんなにシビレちゃうんでしょう?

Released by ene records tokyo
Distributed by BOUNDEE,inc.

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